残業を減らすシンプルなやり方

真面目な会社ほど残業削減に取り組んでいるものの、経営者は口だけで何も変わっていない、という会社も多いようです。音頭だけ取って何もしないのと同じ、という政策ばかりで、中途半端だからでしょう。


残業を減らす最も効果的でシンプルな方法は、企業の残業時間に課税すればいいんです。そうすれば、全ての企業が残業削減に本気で取り組むことでしょう。なにせ、隠れて残業をやらせていた会社は、脱税している訳ですから、見つかったら追徴課税を払うことになるし、大きなペナルティになるはず。


確かに忙しい時期には残業が必要ですが、フレックスタイム制が導入されて30年が経っている訳です。働く人が時間を自由に使えれば、週40時間を達成する方法はいくらでもあるでしょう。それよりも、残業すればなんとかなる、と考えている管理職の考え方を大きく変えさせるきっかけになるのでは。

 

きっと、いろいろな人が同じことを思いついているのでしょう。でも、企業が嫌がるような税金の話は、誰もやらないのでしょうね。